タイトルの通り。
initおじさんなので、 /etc/inittab に書きたいところですが、systemdになりinitdが廃止されたので、
新しい時代のお作法に則って設定しようと思います。
systemctl コマンドを使う
今回やりたいことを実現するためには、 systemctl コマンドを利用します。
もちろん管理者権限が必要なので sudo して使いましょう。
現在の状態を確認する
コマンド的にはこんな感じ
$ sudo systemctl get-default
出力は
graphical.target
のように出力されると思います。（ランレベル5相当）
設定の際には、一時的な設定と、次回起動時も有効になる設定の2つがある。
現在一時的に有効にする isolate と次回再起動後も有効にする set-default の2つの設定方法があります。
いずれも systemctl コマンドのパラメータとなるので
$ sudo systemctl isolate ~~
$ sudo sytemctl set-default ~~
のような感じで使います。
では、次回起動時も有効になるようにランレベル3相当にする
ランレベル3相当は multi-user.target と定義されていますので、
$ sudo systemctl set-default multi-user.target
とコマンドを実行すればOKです。
おまけ（ランレベルとsystemd targetの対応表）
ランレベルの対応表
| ランレベル | systemd target | シンボリックリンク |
|---|---|---|
| 0 | poweroff.target | runlevel0.target |
| 1 | rescue.target | runlevel1.target |
| 3 | multi-user.target | runlevel3.target |
| 5 | graphical.target | runlevel5.target |
| 6 | reboot.target | runlevel6.target |
| emergency.target |
参考: How to Change Runlevels (targets) in SystemD
ではっ。
