iPhoneのOSをアップデートしたとところ、「盗難デバイスの保護」を有効化するかどうかの画面が出たので、有効化した。
その際にどのようなことが起きるのかというのを少し調べたのでメモしておく。
「盗難デバイスの保護」 とは
「盗難デバイスの保護」とは、自宅や職場のようなよく知っている場所以外の場所ではセキュリティ強化という名目で、各種の操作に対してFaceIDを必須にしたり、セキュリティ遅延と呼ばれる何度かFaceID, TouchIDを必要とするものです。
盗まれたときに自分の家や職場以外だと、セキュリティが必要な操作(クレカ周りの設定だったり、AppleID周りの設定)を行う際に、本人の生体認証が確実に行われることでセキュリティを担保するという考えっぽい。
つまり、盗んだ犯人にパスワードが知られていても、本人の生体認証がないと各種処理が通らなくなる。
自宅や職場だと普段通り使えます。職場に窃盗犯がいたらどうしましょうね...
注意点
位置情報サービスを無効化しているとどこでも強いセキュリティ状態になってしまうようです。
何らかの理由で位置情報サービスを切る可能性がある人は設定しないほうが便利かもしれません。
「盗難デバイスの保護」対象の処理
この記事の末にある、Appleのサイトから確認してみてください。 ざっくりと、カード系の設定やAppleID周りの設定変更で適用になりそうです。
ユーザがなくなったあとで困るのでは?という話
末尾のリンク先の記事にありましたが、iPhoneオーナーが亡くなった際に困るのでは?という話ですが、住んでいるところが異なる身内などが端末を引き取った場合にはちょっと面倒なことになりそうです。
一緒に住んでいる家族であれば単にパスワードがわかればなんとかなりそう。
まとめ
とりあえず、盗まれたときにちょっとした防御力が高まりそうなので有効化した。
使ってみてまどろっこしいなどあれば解除してしまおうと思う。